IID イベント / ワークショップ

02/04

workshop

庭仕事のたのしみvol.46
旧暦「若菜の節供」 @ IID

学校園 庭仕事のたのしみ

《旧暦「若菜の節供」》

節分の頃になると、昼も少し長くなり、太陽もちょっと高 くなります。
旧正月の陽の光、空の色、野の趣なら、春の巡りに心が弾 む気がして、
「初春」とか「賀春」という言葉もピンときますね。

「春の野に若菜摘むと、、、」
豪雪地帯に庵をむすんだ良寛には、若菜摘みを心待ちにし た句がいくつもあります。

「 若菜」とは春の七草をまとめていったものですが、
つまりは早春の野辺を被うやわらかい草草のこと。
春の立つ日のその頃、噛めば苦い生まれたてのいのちのお すそ分けをいただき、
無病息災を願います。それは農作業の「予祝」でもありま した。

七草粥をいただく「若菜(人日)の節供」の話の後は、裏庭で草摘みをして実際に春の香りに触れましょう。
里山からの新鮮なセリを加えて、煎り玄米と生いもこんにゃくのお粥をいただきます。
寒の体を中からあたためながら、新しい季節にむけての浄化をしましょう。
(玄米スープの作り方もいっしょにお伝えします。)

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久しぶりの「学校園」ワークショップになります。
IIDのアプローチには、ちょっとした花壇が出来ました。
裏庭では循環型の庭づくりをはじめています。
訪れる人の気持ちがスっとして、一歩も二歩も
自然にダイブできる「場所づくり」をゆっくりとして
行きたいと 思っています。
ご興味のある方、是非、ご参加ください。
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学校園とは…

温室の塚田有一とフリーランスキュレーターの石田紀佳が共催する「学校園」は世田谷ものづくり学校(以下IID)の協力で2007年からこれまで様々な自然と暮らしをめぐるワークショップを企画してきました。きっかけは藍。まずはその藍を育てて自分達で染めをやるために、IIDの裏庭のもと学級菜園をお借りしたのでした。
「学校園」では身体を使って、自然との関わりを感じることを大事にしてきました。自らの手を使って自然の旬のちからを頂き、お節供の知恵や、手仕事の知恵と技術を体感します。それは、ものとこころの接する、様々な軸が交錯し広がりをもつ、豊かな場所への旅でもあります。
ものを「創る」とは、こうしてなにかを傷つけて、そしてその痛みに共感することでもあったはずです。昨年の秋より、あらためてIIDの巡る庭づくりのお手伝いをさせていただくことになりました。学校園のワークショップも「巡る庭編」ということで改めてスタートを切ります。

■blog: http://meguruniwa.blogspot.com/

 


石田紀佳

フリーランスキュレ-ター、プランナー
美術手工芸品を展覧会企画や執筆で紹介。手仕事の素材の育成から制作工程までに興味がある。著書、「藍から青へ 自然の産物と手工芸」建築資料研究社。塚田有一と自家本「すくう」を2008年末に制作(デザイン印刷:山元伸子、製本:つづきあきえ)。
ソトコト(トド・プレス)に「plants and hands 草木と手仕事」、スピナッツ(スビンハウスポンタ)に「庭木の恵み」を連載中

草虫こよみ http://xusamusi.blog121.fc2.com/


塚田有一 (有)温室(オンシツ) 代表

1991年 立教大学経済学部卒業
1992年 草月流生け花家元アトリエ
1999年 株式会社 イデー 入社 flowers@idee,garden@idee
2005年 フリーのガーデンデザイナー、フラワーデザイナーとして独立
キュレーター石田紀佳とIIDにて「学校園」はじめる
2006年 「有限会社 温室」 設立
2007年 インテリアデザイナー福田晶子らと「株式会社リムグリーン」設立

温室 http://onshitsu.com/index.php
limbgreen http://www.limbgreen.jp/
連載 http://openers.jp/interior_exterior/yuichi_tsukada/20120112.html