世田谷ものづくり学校

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このプログラムは終了しました。
Workshop
2019 / 9 / 14(土)

学校園 | みどりの星の座

前回の様子

第4回「山滴る巡り花」

暑い夏がようやく落ち着きました。ふと気がつくと、秋の気配が濃くなっていることに気がつきます。次回「みどりの星の座」は、中秋の名月の頃。今回は稲葉さんにコーマワーク(*コーマワークとは、一般に「昏睡状態にある方とのコミュニケーションを取る方法」とされています)の実践をご案内いただきつつ、言葉とは別のコミュニケーションをご家族同士でしていただいたり、さらには植物やものなど、基本的には言葉によるコミュニケーションができないものとの対話を学びたいと思っています。
お月見にちなんで庭から選んできた植物と、どのような対話ができるでしょう。 その上で皆さんとめぐり花を体験したいと思います。 人と人、植物と人、月と人、、、言葉ではない対話の方法として、物思う秋を深めたいと思います。

主催:学校園・塚田有一氏より

IID 世田谷ものづくり学校には旧池尻中学校以来の緑が息づいていて、実生のものなども多く、様々な生き物もいます。ワークショップの際にはお題に沿って、それらの緑を摘み取って、花を生けることができる都心では貴重な場所です。

IID 世田谷ものづくり学校のグリーンディレクターである温室/学校園の塚田有一は2007年の震災後から花の連句「めぐり花」を続けていますが、ここ学校園での活動が「めぐり花」発想に至るベースを培ってくれたと思っています。花を自ら摘んで、みんなで一つの作品を生み出していく花の連句は、日本人がこの風土で培ってきた方法を新たに見つめることにもなります。お節供や月見などの行事はどんな物語と紐づいているのか、今回は新暦七夕ですから、そうしたお話もします。
都市で「遊ぶ」あるいは日常から脱却し、命を更新していく様々な方法を大人も子供も、老いも若きも、皆さんと探ってみたいと思っています。

ゲスト:東大病院の医師・稲葉俊郎氏

稲葉さんをお迎えします。稲葉さんの考える医療と芸能の深い繋がり、多様ないのちそのものの尊さ、人体の歴史、そうしたお話を伺い、一緒に花の連句を楽しんでいただきながら、私たちの中にある地球生命史や風土と出会っていける新たな座をみなさんと作りたいのです。自然との紐帯を確かめながら、楽しんでいきたいと思っています。
以前「めぐり花」に参加してくださった稲葉さんの感想より。

「塚田さん主催の温室での「めぐり花」。みんなで花を生けるという共通体験を共有する。 とても面白かった。全員での共同作。全員が美の生産者であり創造者となれば、いろいろと変化が起きると思う。
うまいとか評価とかは必要ないし気にする必要もない。自分自身のあり方の問題だから。」 (稲葉俊郎さん/未来医療研究会)

めぐり花とは

「花綵列島」と呼ばれるこの国の、細やかで深々とダイナミックに移ろう自然の息吹を、その土地で切り取って、活けてゆく。
集った人々と、手に手に花を取って、連歌のように巡って活ける。いつしかそこに、ユートピックなめぐみとしての風景が立ち上がる。「めぐり花」は「花の連句」です。歌うようにみんなで一つの花野世を。

前回のNOTE
夏日の昨日はIID世田谷ものづくり学校にて【学校園 みどりの星の座 第一回「めぐり花とみどりの養生所」ゲスト 稲葉俊郎さん】でした。
ずっとグリーンディレクターとしてお庭のお手入れをしながらワークショップをさせていただいているIID。学校の敷地はとてもみどり豊かです。公園とも違い、いろんな生き物が来る庭を目指して、いわゆる雑草と呼ばれる草花や、実生で増えてきたものなども割とそのまま。ここを舞台に新たな仲間たちと始めたのが「緑の星の座」です。
時間を追うごとに、ご参加くださった老若男女(5ヶ月〜70歳くらいまで)皆さんがほどけてニコニコに。植物の生命力と人のそれとが還流して生きる力が巡っているようでした。
20億年前くらいに分化したとされる植物と動物ですから、今という生命史の先っちょでまたひとつにもなれるのでしょう。ゲストの稲葉俊郎さんのブログをシェアさせていただきます。普段の暮らしの中で、生きている場所が聖地であり、驚きに満ちていて、愛でるべきもの、面白きものであることを知ると、生を養う「養生所」になりうると思います。
こうした座が立つことで、多様な風土を知り、人々の多様性も体感し、お互いが笑いあえれば!風薫る五月をスタートに緑の星の座は季節を一巡りしていきます。

学校園とは


温室の塚田有一が主催する「学校園」はIID 世田谷ものづくり学校(以下IID)の協力で2007年からこれまで様々な自然と暮らしをめぐるワークショップを企画してきました。
きっかけは藍。まずはその藍を育てて自分達で染めをやるために、IIDの裏庭のもと学級菜園をお借りしたのでした。

「学校園」では身体を使って、自然との関わりを感じることを大事にしてきました。
自らの手を使って自然の旬のちからを頂き、お節供の知恵や、手仕事の知恵と技術を体感します。それは、ものとこころの接する、様々な軸が交錯し広がりをもつ、豊かな場所への旅でもあります。
ものを「創る」とは、こうしてなにかを傷つけてその力を恵みとして受け取ることであり、そしてその痛みに共感することでもあったはずです。
そのことが、今を生きるそれぞれの生を励まし、愉しむことになって、過去現在未来、見えないもの見えるものへの視線を養っていたように思います。学校園のワークショップは2018年より剪定のワークショップがスタートし、今年新たに「みどりの星の座」もスタートを切ります。

ゲスト講師プロフィール

稲葉俊郎氏

医師 / 東京大学医学部付属病院循環器内科助教 / 医学博士。

1979年熊本生まれ。単著『いのちを呼びさますもの』(アノニマ・スタジオ)など。 心臓カテーテル治療、先天性心疾患が専門。
在宅医療や山岳医療にも従事。西洋医学だけではなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修める。2011年の東日本大震災をきっかけに、新しい社会の創発のためにあらゆる分野との対話を始める。
単著『いのちを呼びさますもの』(アノニマ・スタジオ)、『ころころするからだ』(春秋社)など。

主催プロフィール

塚田有一

有限会社温代表フラワーアーティスト / ガーデンデザイナー / 学校園 代表

【経歴】
1991年 立教大学経営学科卒業
1992年 草月流家元アトリエ入社
1999年 株式会社イデー入社
2005年 有限会社 温室 設立、IID 世田谷ものづくり学校にて「学校園」始動
2007年 株式会社 limbgreen 設立
2009年 東京大学「こまみどり プロジェクト」、赤坂氷川神社「ともえ会」ワークショップ
2011年 IID 世田谷ものづくり学校グリーンディレクター、花綵列島プロジェクト始動
2012年 OKAMURA Design Space R “Flow_er”
2013年 IID GREEN DAY vol. 9 ディレクター

イベント概要

タイトル
:学校園 | みどりの星の座  
開催日
:2019年9月14日(土)
開催時間
:14:00〜17:00
場所
:IID 世田谷ものづくり学校 Studio(211号室)
参加費
:3,500円
持ち物
:花ばさみ、草花持ち帰り用の袋 、草むらに入ったりできる服装が望ましい
定員
:20名
講師
:塚田有一(ガーデンプランナー、フラワーアーティスト) [ゲスト講師] 稲葉俊郎(東大病院医師)
対象
:どなたでも。親子同伴可(小学生以上高校生までのお子様は半額) 未就学児は無料  
諸注意
:鋏を使ったり、草むらに入ったり、木に登る可能性もありますので、怪我には十分ご配慮ください。
(事務局に簡易な手当てキットはございますが責任は負えませんのでご了承の上、ご参加ください。)
お申し込み
:下記のフォームよりお申し込みください。
お問い合わせ
hikarionsitu@yahoo.co.jp
主催
:学校園/温室
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