世田谷ものづくり学校

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Event
2017 / 8 / 26(土)、2017 / 8 / 27(日)

文豪ノ怪談的〈草の葉〉ものがたり

『文豪ノ怪談 ジュニア・セレクション』全5巻刊行記念 夏休み親子版
【文豪ノ怪談的〈草の葉〉ものがたり】

東雅夫編『文豪ノ怪談 ジュニア・セレクション』全5巻が、2017年の春に汐文社より刊行されました。
第1巻「夢」(夏目漱石、芥川龍之介ほか)、第2巻「獣」(中島敦、宮澤賢治ほか)、第3巻「恋」(川端康成、江戸川乱歩ほか)、第4巻「呪」(小泉八雲、三島由紀夫ほか)、第5巻「霊」(星新一、室生犀星ほか)
という、10代の読者に向けてユニークなテーマ別に編まれた文豪怪談のアンソロジーです。
作画も内容に合わせ、個性的な描き手が選ばれています。

今回は、IID 世田谷ものづくり学校で毎夏開催されるIID kids WORKSHOP2017の番外編として、8月26日(土)、27日(日)の2日間、本シリーズのイラストの原画展示と、東雅夫さんとのコラボレーションによるワークショップを開催いたします。

【編者のことば】
 〈文豪ノ怪談 ジュニア・セレクション〉は、十代の読者を対象に、古今の文豪たちが手がけた「怪談」──怖い話や不思議な話を通じて、日本語と日本文学の奥深い魅力に親しんでもらうことを目的に編纂された、文学ビギナー向けのアンソロジー・シリーズです。
 作品収録にあたっては、総ての漢字にルビ(よみがな)を付し、難解な言葉や言いまわしには詳しい註釈と鑑賞の手引きを施すことで、文豪たちが書き記した文章を、年少の読者でも、そのままの形で味読できるように工夫しました。
 第一線で活躍中の画家たちが描きおろした装画と挿絵の数々も、内容の理解を助けるとともに、本という名の昏(くら)い玩具の魅力を、次世代に伝える縁(よすが)となることでしょう。

期間中のイベント

展示| 文豪ノ怪談/文豪ノ妖怪的〈草の葉〉ものがたり

8月26日(土)〜27日(日)10時〜19時

IID 世田谷ものづくり学校の敷地内には、都市には珍しく雑多な植生を生かした庭があります。
日本人は「草葉の陰」などと云いならわし、物語には植物の精が多く登場し、植物や景色に、恋や叶わぬ思いを仮託してきました。

『文豪ノ怪談ジュニア・セレクション』は東雅夫さんによって吟味された文豪たちの怪談を、豊富な註釈と総ルビ、装画に工夫を凝らしてビギナーにも分かりやすく、子供たちに文豪の品格ある文体と、言葉の綾なす世界に触れてもらおうという熱意のこもった書物です。
ひと味ちがう怪談の世界に、ぜひ触れていただきたく、イベントを開催いたします。
『文豪ノ怪談ジュニア・セレクション』の版元である汐文社さんの関連書籍も一部販売いたします。

場所:IID ギャラリー(101号室)

ワークショップ①| 葉っぱのオバケ

8月26日(土)13:00〜15:00

金沢から型染作家の北村紗希さんを迎え、葉っぱのオバケ手ぬぐいづくりワークショップを開催。
IIDで摘んだ葉っぱにインクをつけて、物語から想像する妖怪(オバケ)の顔てぬぐいを作っていただきます。
植物のことは、世田谷ものづくり学校で緑の活動をしている学校園のみなさんが教えてくれます。
グリーンデザイナー塚田有一と学校園による敷地内の植物を使ったインスタレーションの中にヒントが潜んでいるかもしれません。楽しく、大胆に描きましょう。

料金 :1,500円(親子で参加の場合は2,000円 制作数は1点です。) ※親御さんも制作なさる場合はお二人で3,000円とさせていただきます
※大人だけの参加もOK 
定員 :15名〜20名
持ち物 :はさみ(できれば花ばさみ)/ お持ち帰り用の袋 / 色がついても大丈夫な服装・エプロンなど。
(天候によっては熱中症対策、蚊対策もお願いいたします)
講師 :北村紗希
庭案内 :塚田有一(温室/学校園)、学校園ミドリノの皆さん
北村紗希さん制作のサンプル。
手ぬぐいに北村さんの描いたオバケの顔がプリントされています。

ワークショップ② |「緑蔭幻想詞華集(アンソロジー)文豪ノ怪談〈草の葉〉ものがたり編 - 花影に妖(あやかし)を見つけて描く -

8月26日(土)16:00〜18:30

東雅夫さんから『文豪ノ怪談』に登場する妖(あやかし)のお話を聞き、その後、東さんの朗読とともに物語りの背景となる風景を塚田有一が植物で表現します。

そこに生まれた花の森に住んでいそうなお化けや、隠れていそうな妖怪を自由に皆さんに描いていただき、
型染作家/イラストレーターである北村紗希さん他にアドバイスをもらいながら完成させます。

料金 :2,000円
※親子参加の場合は3,000円(大人だけの参加もOK)
持ち物 :筆記具(使いなれた絵の具や色鉛筆がある人は持ってきてください)/ 絵の具などがついても良い服装 / 持ち帰り用の袋、新聞紙など
講師 :東雅夫(アンソロジスト/文芸評論家)
塚田有一(ガーデンプランナー、フラワーデザイナー) 

対談| 『文豪ノ怪談』誕生物語 - 座談と朗読 -

8月27日(日)13:00〜15:00

編者の東雅夫さんと、このシリーズを担当した汐文社の編集者・北浦学さん他の座談会です。
どんな方針で物語が集められ、編まれ、形をなしていったのか、イラストレーターはどんな風に選ばれるのか、装丁は‥‥シリーズ誕生までの物語と、東さんによる朗読のひと時をお楽しみください。

料金 :1,500円(学校園による「草の葉ものがたりおやつ」付き)
定員 :20名
対象 :どなたでも
出演 :東雅夫、北浦学(汐文社)他

怪談会| 世田谷"ものがたり学校"「学校の怪談」

8月27日(日)15:30〜18:30

集った皆さんそれぞれの「学校の怪談」を語っていただく怪談会。
地元・世田谷の物語は大歓迎ですが、他地域の話でもオーケーです。
元学校の建物で「学校の怪談」を語り合う夕べ。夕涼みにどうぞ……

料金 :1,500円(学校園による「草の葉ものがたりおやつ」付き)
出演 :東雅夫 他

講師プロフィール

東雅夫(ひがし・まさお)

アンソロジスト、文芸評論家

1958年、神奈川県横須賀市に生まれる。早稲田大学卒。元『幻想文学』編集長で、現在は怪談専門誌『幽』編集顧問。2011年、著書『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞を受賞。みちのく怪談プロジェクト支援を目的とする「ふるさと怪談トークライブ」発起人であり、近年は安田登企画演出の舞台などにも出演している。
著書に『百物語の怪談史』(角川ソフィア文庫)『なぜ怪談は百年ごとに流行るのか』(学研新書)ほか、編纂書に『文豪怪談傑作選』(ちくま文庫)『伝奇ノ匣』(学研M文庫)『文豪怪異小品集』(平凡社ライブラリー)の各シリーズや『文豪妖怪名作選』(創元推理文庫)『澁澤龍彦玉手匣(エクラン)』ほか多数、監修書に『怪談えほん』シリーズ(岩崎書店)や『絵本 化鳥』(国書刊行会)などがある。

講師プロフィール

北村紗希

型染作家 / 日本現代工芸美術協会所属

「型染工房紗希」として、染色による商品制作やデザインに従事。てぬぐい、バッグ、風呂敷、暖簾、浴衣などを制作。
金沢や東京、大阪で、個展やワークショップを定期開催中。
『金沢手帖』(橋本確文堂)『文豪妖怪名作選』(創元推理文庫)などの装画を担当。

主催プロフィール

学校園

温室代表・塚田有一とフリーランスキュレーター・石田紀佳が主宰する「学校園」は、IID 世田谷ものづくり学校の校庭を舞台に、これまで様々な自然と暮らしを巡るワークショップや展示を企画してきました。
きっかけは藍。まずはその藍を育てて自分達で染めをやるために、IIDの裏庭のもと学級菜園をお借りしたのでした。

「学校園」では身体を使って、自然との関わりを感じることを大事にしています。自らの手を使って自然の旬のちからを頂き、お節供の知恵や、手仕事の知恵と技術を体感します。それは、ものとこころの接する、様々な軸が交錯し広がりをもつ、豊かな場所への旅でもあります。ものを「創る」とは、こうしてなにかを傷つけて、そしてその痛みに共感することでもあったはずです。

現在は校内に育つ植物を用いたワークショップを定期開催しています。

イベント概要

タイトル
:文豪ノ怪談的〈草の葉〉ものがたり
開催日
:2017年8月26日 (土) 10:00〜19:00
:2017年8月27日 (日) 10:00〜19:00
場所
:IID Gallery(101号室)
参加費
:各コンテンツごとで異なります(上記内容参照)
対象
:どなたでも
申し込み
:下記フォームよりお申し込みください。
定員
:各コンテンツごとで異なります(上記内容参照)
主催
:学校園
企画協力
:東雅夫氏 / 株式会社汐文社 / 有限会社温室
共催
:IID 世田谷ものづくり学校
お申し込みは終了しました
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