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熱中!ジェンベ教室 vol.68 @

 

ジェンベという太鼓が生まれたのは西アフリカ。まだ国境が引かれる前の昔のはなし。そこには大きな王国がありました。現在のマリとギニアの辺り一帯だと云われているマンディング族の国にはジェリ(グリオ)*という伝統伝達者の家系の人々がいて、音が遠くまで届くジェンベを生み出したとされています。人々はジェリに対し畏敬の念を持ち、楽器達は神聖なものとされ手にする事さえ許されなかったのが、祭を通して次第に人々の生活に根付いていきました。その後、閉ざされた植民地時代を経て1960年頃の独立革命以来優れた奏者がジェンベと共に国境を渉り、ジェンベとドゥンドゥンの音は周辺各国で愛される様になりました。それまでの自国のリズムもジェンベに置き換えられアフリカ全土に広まり、海を渡り、今ではインドネシアのお土産としても盛んに売られているという不思議な魅力を持った打楽器です。 このワークショップではこんこんと受け継がれた教えを省く訳にはいきません!が、オープンクラスでいつでも初心者から入れる様にしてあり、リズムを感じ、互いの音に耳を傾け、ときには歌を歌い、楽しむのを目的としています。 *ジェリは単に楽器の演奏をするだけではなく、歴史上の英雄譚、遠方の情報、各家の系譜、生活教訓などをメロディーに乗せて人々に伝えることを本来の目的としている。文字のなかった時代には彼らの役割は大きく、その知識量の豊富さから王の側近などに取り立てられるグリオもいた。(wikipediaより)

 

田中渉プロフィール
1998年に旅先の札幌で発見したジェンベを即買いしてみたが千歳船橋のワンルームの電話台になっていた。1999年ユール・ジャバテ氏のワークショップに参加しセネガルとギニアへ渡航。 アフリカ初体験.バレエアフリカンのソリスト、バシロ・カマラとギニア三大奏者のファドバ・ウラレに少し習う。 2003年DUNE誌NATURISMの取材でセネガル渡航。 同行者はフォトグラファーの田中”RIP”トモノリ、横山尚(駒沢原住民) 2009年ソロ・ケイタ氏のワークショップに参加し妻と4才の息子、1才半の娘を連れギニアへ渡航。娘はHamana地方のSangbarara村へ行った日本人最年少記録保持者だろう。 IIDのワークショップはIID開校当初からになり最多・最長記録を更新中であり、ジェンベ奏者とし てはIKEMENZ&BananaAnanasとしてワタルイズムを貫き、活動を続けている。