世田谷ものづくり学校

読みもの

2020 / 11 / 10

イベントレポート | 地域でつくる、やさしい街とコーポラティブな暮らし | IID Innovators File vol.18

トークイベント「IID Innovator’s File」とは

新しい領域のビジネスを開拓したり、新しい場づくりや社会課題に挑戦している「イノベーター」をトークゲストとして招き、これまでの経緯や現在の活動、今後の展望について語ってもらう、IID 世田谷ものづくり学校主催のカジュアルなトークイベントです。

今回のイベントテーマ(課題)は?

今年のコロナ禍によりこれまでの当たり前が大きく揺らぎ、人々の働き方や住むことの在り方が大きく変化している今。
新たに広まった生活様式は、対面で交流する価値を以前よりも貴重なものに変え、その一方でオンラインでのコミュニケーションが広がりつつあります。

そのように「働く」と「住む」を合わせた「人の暮らし」が変わっていくときに湧き上がる疑問。
一体、そこに広がる地域での人の関わりや人々が暮らす街は、今後どのような影響を受けるのでしょうか?


ちなみにタイトル中に、住宅関連で用いられる「コーポラティブ」 という単語をタイトルに入れていますが、そこで意味しているものは、単なる住宅の在り方を指すものではありません。

アメリカの経営学者チェスター・I・バーナードによれば、「協働体系(cooperative system)とは、ある目的を達成する為に自由意志を持って集まって結成する協力のシステム」のこと。

これからの働く場とまちづくりにおいて、自由意志を持って集まる協力のシステムは、どのように生まれ機能していくのか?
その辺りも今回のテーマとなります。

今回のゲストは?

今回はこれからの地域でのまちづくりや暮らしを考える上で、お二人のゲストに声をかけさせてもらいました。

まずお一人目。地域で活動するクリエイターを中心に、三茶駅前で会員有志による共同運営をしているコワーキングスペース「三茶WORK」の運営をする三茶ワークカンパニー株式会社 共同代表の吉田 亮介さん。

彼と彼の仲間が運営する「三茶WORK」はこんな素敵な場所です。

そしてお二人目は、築30年の木賃アパートを福祉とリノベーションで再生した「タガヤセ大蔵プロジェクト」などに携わり、不動産事業を営みながら住まい手の愛着や地域のつながりを育んでいる、アンディート株式会社代表 安藤勝信さん。

現在、吉田さんと一緒に現代版子育て長屋プロジェクトなども手がけています。
タガヤセ大蔵プロジェクトについては、ぜひこちらの記事をお読みください。

話を戻すと、この日のイベントは、そんな世田谷を中心に活躍するプレイヤーのお二人の対談により、コロナ禍以降の「これからのやさしい街と暮らし」をカジュアルに考えるトークイベントでした。

イベント当日の雰囲気は?

今回はゲストお二人の対談形式ということもあり、冒頭の安藤さんと吉田さんの自己紹介→2人の最初の出会い→「コーポラティブ」というキーワードに基づいた、2人の共通点→コロナ禍についての話 →これから必要な理想の組織像、という流れで話がどんどん展開。
(詳細は長くなるので割愛させていただきます、すいません!)

そしてこの日も世田谷区内でコワーキングスペースを運営する方、地域の商店街の方、まちづくりに興味がある方、世田谷区役所の方々など多種多様な方々約30名に参加いただいたのですが、「双方向」というこの会の方針を言い訳に、進行石塚やゲストの安藤さんから打ち合わせ無しの無茶ぶりの質問を何名かに投げかけさせてもらいました。

参加者の方々はそんな無茶振りに戸惑いつつも笑、世田谷地域で活動する思いを語ってくれました。優しい参加者の皆さん、本当に有難うございました。

そんな形であっという間に過ぎ去った1時間半。特に今回はテーマが大きかっただけに、全ての話題を網羅するには全然時間が足りず。
またこれは後日談ですが、この会をきっかけに参加者同士の交流なども生まれているようです。オンラインだと中々交流が生まれにくいということはありますが、このイベントではそういう部分も大切にしたいと思っています。

リベンジとしてまた機会があれば、いつかこのイベントの続きをやりたいと思います。ご期待ください。

地域でつくる、やさしい街とコーポラティブな暮らし | IID Innovators File vol.18

開催日
:2020年11月10日 (火)
開催時間
:18:00 〜 19:30
参加費
:1,000円
主催
:IID 世田谷ものづくり学校
協力
:アンディート株式会社 / 三茶ワークカンパニー株式会社
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