世田谷ものづくり学校

読みもの

2021 / 1 / 28

イベントレポート | 地域に融ける暮らしの入口、どうつくる? 松陰神社前のシェア型スペースが目指すこと | IID Innovator’s File vol.19

トークイベント「IID Innovator’s File」とは

新しい領域のビジネスを開拓したり、新しい場づくりや社会課題に挑戦している「イノベーター」をトークゲストとして招き、これまでの経緯や現在の活動、今後の展望について語ってもらう、IID 世田谷ものづくり学校主催のカジュアルなトークイベントです。

今回のトークイベントのテーマは「地域に融ける暮らし」

昨年はコロナ禍によるライフスタイルの大きな変化のせいか、否応無しに色々な境界が曖昧になりました。
「住む」と「働く」の境界が曖昧になると、「暮らし」に「仕事」が融け始めます。

「暮らし」と「仕事」の境界が融け始めると、自分が住む地域との距離がより近くなり「もっと周囲の人や環境と繋がりながら暮らしたい」というような思いを抱く人も多いはず。

そんな時、自分が暮らす地域や街と繋がりながら暮らす為には、地域にどんな場が必要になるのでしょうか?

今回のオンライントークでは、2021年に松蔭神社前商店街にコワーキングスペースとシェア本屋をオープンする予定の、わかまつや代表 吉澤卓さんをお招きし、「地域に融ける暮らしの入口」をこれからどうつくっていくのかについてお話を伺いました。

松陰神社前に今年誕生したコワーキングスペース「100work」とシェア本屋「100人の本屋さん」

今回は、このイベントに先立って主催の吉澤さんにインタビューをして記事にしています。ぜひこちらの記事をどうぞ。

元々松陰神社にルーツをもつ吉澤さんは、コロナ禍という大きな変化もあり、街の人々が地域に関わる入り口を、自身が当事者になりながらつくりたい、という思いがあったそうです。

この日はオンラインでの開催とはいえ、そういった思いを地域の方々の前で語っていただいたのはとても良い機会でした。

当日の参加者と、そのやりとりは?

この日は今回のゲストである吉澤さんの人脈を反映して、松陰神社前の地域の皆さんを中心に、多様な属性の方々に参加していただきました。

地元松陰神社商店街のテイクアウトサービスの発起人の方、これから世田谷区内でコワーキングスペースの立ち上げ準備をしている方、世田谷区役所の職員の方など、地域を盛り上げようとするプレーヤーの皆さんからの活発なやりとりを見ていると、これからの吉澤さんの場づくりが、もうここからスタートしているんだな、という感触がひしひしと伝わってきます。

特に最後に主催からさせていただいた質問だけシェアさせていただきます。

IID事務局石塚「地域に融けこみながら、ローカルでやりたいことを実現させるコツはなんでしょうか?」

吉澤さん「切り口によりますが、私は『生業(ナリワイ』」という形でやりたいことを実現したいと思ってます。現在の地域課題としては経済的なエコシステム(生態系)の部分が後回しになってしまっていたり、またお金が回りにくい課題も多くあります。なので、まずは小さなナリワイとして始めてみるのがいいのではないでしょうか。
そして今、コロナ禍で通勤時間が少なくなり、皆が地域で過ごす時間が多くなっているので、継続的に地域にコミットする人、つまりナリワイづくりに協力してくれる人が増えてくると思ってます」

以上、当日のQ&Aの様子をほんの少しご紹介させていただきました。

新たに松陰神社前に誕生したコワーキング「100work」と「100人の本屋さん」そしてイベントスペースの「100cube」が、それぞれ地域の入り口としてどのようなナリワイを生んでいくのか。

その辺りも大いに期待したいと思います。

地域に融ける暮らしの入口、どうつくる? 松陰神社前のシェア型スペースが目指すこと | IID Innovator’s File vol.19

開催日
:2021年1月28日 (火)
開催時間
:16:00 〜 17:30
参加費
:1,000円
主催
:IID 世田谷ものづくり学校
協力
:わかまつや
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