世田谷ものづくり学校

読みもの

Setagaya Things 第4回

藤城 成貴さんがつくった「eiffel」

世田谷で生まれたもの・ことを紹介する「Setagaya Things」。
購入したきっかけ、好きなところ、思い出など、ものづくり学校のスタッフを中心に、いろんな人から「Setagaya Things」を聞いていこうと思います。

 

 

紹介者:大前敬文(IID 世田谷ものづくり学校)

そこに「在るだけ」でいい

パリのエッフェル塔から名付けたスツール「eiffel」は、IID 世田谷ものづくり学校に入居するプロダクトデザイナーの藤城 成貴さんが手掛けています。
素材は再生紙やパルプを組み合わせた特殊紙で、耐久性にも優れています。購入時はいくかのパーツごとに分かれていて自分で組み立てるのですが、パーツを重ねてネジを留めるだけなので15分くらいで出来上がります。
photo:shigeki fujishiro design
僕はこのeiffelのグレーを8年前に購入しました。
自分好みなマットな色合いと素材感、加えてどの部屋にでも馴染みそうな形は、賃貸暮らしの自分にぴったりでした。

ちょうど椅子を探していたわけではなかったのですが、一目惚れに近い衝動買いです。
当時住んでいたワンルームの自宅では、ベッドのサイドテーブルに使ったり、スツールの上に雑貨や若気の至りで洋書を置いてみたり、インテリアとしての役割が長く続きました。
次に引っ越した先でも今の自宅でも、eiffelがいるだけで、なんだかこだわりのある部屋を演出してくれている気がします。

もし訪問した先にeiffelがあれば、その人とは仲良くなれそうです。
photo:shigeki fujishiro design

リモートワークが多い今だから

そして現在、eiffelは本来のスツールとしての役目を担ってくれています。
新型コロナウイルス感染症の影響で在宅勤務が多くなったからです。

自宅には他にも椅子はありますが、eiffelが一番長く集中して座っていられます。腰が安定し、高さがちょうどよく脚が落ち着きます。あと脚を組むことが少なくなりました。
自分にフィットしているのか、猫背の自分にはちょうど姿勢を正す機会にもなっているようです。

在宅勤務の中でeiffelの機能性を実感し、改めて8年前の衝動買いは正解だったと再確認できました。

ー つくった人

デザイナーの藤城さんは、eiffelのようにご自身でプロダクトを企画・開発する以外にも、大学の講師を務めたり、クライアントワークとして企業と組んで家具や生活用品、アパレルなどの企画・デザインを中心に活動されています。
ものづくり学校のご自身のオフィスの中は、デスクや棚、本人の私物や置かれているサンプルまで魅力的です。たまに用があってお邪魔すると、本人より先に部屋の様子に目が入ってしまいます。

今回のスツール以外に、もう一つ紹介したいものがありますが、それはまた別のお話として、とっておきたいと思います。

今回のSetagaya Things情報

eiffel grey / 10,780円(税込)
eiffel brick / 10,780円(税込)

shigeki fujishiro design
世田谷区池尻2-4-5 IID 世田谷ものづくり学校 203号室

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購入したものでなく、これから欲しいと思っているものでもOKです。
食べ物やお店、風景でもかまいませんが、できれば製品が集まると嬉しいなと思っています。

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