世田谷ものづくり学校

読みもの

Setagaya Things 第1回

PORTさんがつくった「totan」

世田谷で生まれた「もの」や「こと」を紹介する「Setagaya Things」。
購入したきっかけ、好きなところ、思い出など、ものづくり学校のスタッフを中心に、いろんな人から「Setagaya Things」を聞いていこうと思います。

記念すべき第1回は企画の言い出しっぺである、IID 世田谷ものづくり学校の事務局スタッフ・大前が務めさせていただきます。

 

 

紹介者:大前敬文(IID 世田谷ものづくり学校)

一目惚れした場合、勢いに任せることもあれば、機が熟すのを待つこともあります。
今回は後者のケースで我が家へお迎えした「Setagaya Things」を紹介します。

ー きっかけ

デザインユニット・PORTさんが手掛けた「totan」は、トタン屋根から着想を得たプロダクトです。
はじめて見かけたのは、三宿四二〇商店会が主催するマーケットイベントでした。
鉛筆やペンといったデスク周りの文具置き、あとはアクセサリー置きとしても使えるよ、と本人たちから教えてもらいました。

自分好みのマットでパキッとしていない、角度や光によって淡く濃くも取れるカラーリング、今は小物雑貨ではチョイスされにくいであろう鉄をあえて素材に選ぶ潔さ、そんな質感やモノとしてのこだわりに惹かれ、買いたい衝動に駆られました。
photo by PORT.inc

けれど「文具にこだわりなく、アクセサリーも持たないお前にとって本当に必要か、少し前に大きな買い物いくつかしただろう、クレジットの明細は見ておいたほうがいいぞ」と、理性側の自分に説き伏せられ、勢いに任せることはできず。

「高額な品物ではないし、インテリアとして置くだけでも十分なんじゃないか、でも勢い任せの買い物が最近多いし、どうしようか」
なんてイベントが終わった後も帰宅後もぐるぐると色んな自分と考えたのですが、結局は機会がくるまで待つ、と決めました。

そして実際に購入したのは、最初に出会ってから1年ほど経った頃。見つけた使い道はアクセサリー置きでした。

最初の出会いからしばらくして、僕は結婚指輪を身につけるようになったんです。
家ではお互い指輪を外すことが多く、洗面所やテーブルに置きっぱなしにするのは大事にしていない気がして、相手の目線も気になる。無くさないためにも目印となる置き場所が欲しい、そこで思い出したのがtotanでした。
photo by PORT.inc

ー 気に入っている点

自宅では、縦長のグレーと短い横長のグリーンのタイプを組み合わせて使っています。
一つあれば用途としては十分なのですが、なんだか組み合わせた方がかっこ良い気がして、独断でもう一つ購入しました。(一つ目は共通の財布から、追加分は自腹です)

あと、totanに指輪を置く際に鳴る、カランという音も気に入っていて、ちょっと頑張った日は何回も鳴らしてみます。疲れが吹き飛ぶ、という訳ではないのですが、なんだか、その音で一日の終わりを感じるためのルーティンのような。
そんなカッコつけたくなる気分にさせてくれます。
実際に自宅で使っているもの。

ー つくった人

PORTは、兄弟で活動するデザインユニット。世田谷区池ノ上に事務所を構え、お兄さんは元々IID 世田谷ものづくり学校の入居者さんです。
WEBやグラフィックなどのデザイン業のほか、池ノ上の事務所では作家を招いて展示をしたりと、領域を決めず面白い活動をされています。

ぐんぐん物事を進めるお兄さんと、控えめだけど主張は強い弟さんという印象は、お会いした頃から変わりません。totanは、そんなお二人の個性が混ざり合ったプロダクトのような気がします。

今回のSetagaya Things情報

PORT
世田谷区代沢2-36-26 小坂ビル207
totan / 1,800円(税抜)

あなたの「Setagaya Things」教えてください

世田谷でつくられたもの・こと、もしくは世田谷で活動している人や会社が手掛けたもので、あなたのお気に入りを教えてください。
購入したもの、これから欲しいと思っているものでもOKです。
食べ物やお店、場所や風景でもかまいませんが、できれば最初は製品が集まると嬉しいなと思っています。

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